ショパール

現代では時計と並んで煌びやかな美しい宝飾品のイメージが強いショパールですが、その歴史は1860年に『ルイ・ユリス・ショパール』がスイスに時計工房を設立したことから始まりました。創業後100年間は一族での経営で一時代を作りましたが、3代目以降は後継者難に陥り、1963年にドイツで時計と宝飾品の製造で成功を収めていたカール・ショイフレに経営権を譲渡しました。しかしこれがブランドのターニングポイントとなりその後は時計だけでなくジュエリーも含めた一流高級ラグジュアリーブランドの 名声を手に入れていきます。代表作としては風防の間にムービングダイヤモンドを配置した人気の『ハッピーダイヤモンド』や『ハッピースポーツ』や創業者の名になんだ『L.U.C』シリーズ、イタリアの伝統的なクラシックカーレースの参加者のために作られ、レース名から名づけられた『ミッレミリア』コレクション、エレガントな印象の『インペリアーレ』等があげられます。