こんにちは、中野ブロードウェイの時計店「れんず」です。
今回は、日本の独立時計ブランド「クロノトウキョウ」の34mmが入荷いたしました!
爆速で売れてしまう前にお写真を撮っていただきましたので、そちらと一緒にご紹介いたします。

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→ [未使用]クロノトウキョウ 34mm スモーク 世界限150本 C034E
クロノトウキョウ・浅岡肇氏について
クロノトウキョウ(クロノ ブンキョウ トウキョウ)は、日本の独立時計師・浅岡肇(あさおか はじめ)氏によって運営されている時計ブランドです。
浅岡氏は、1985年にスイスで設立された「独立時計師アカデミー」の正会員です。
この独立時計師アカデミーという国際組織は、大きなグループ等に所属していない独立時計師たちが集う協会です。
手作業で行う伝統的な機械式時計作りの価値を証明し、広め続けることを目的としています。
メンバー全員の承認がなければ会員にはなれないという、厳格な独立時計師アカデミー。
日本人の会員は、浅岡氏を含めてたったの3名しか所属していません。
そんな世界的にも認められている浅岡氏は、日本で初めてトゥールビヨンを搭載した機械式時計を作った人物としても知られています。
34mm スモーク

さて、今回入荷したのは、クロノトウキョウの34mmの「スモーク」!
「ダークミスト」「ミッドナイト」「パーシモン」と共に登場した、2023年のモデルです。
「スモーク」を含めた4モデルは、2022年に登場した「34mm」シリーズの第2段であり、前回のラインアップに比べて全体的に落ち着いた色合いのモデルとなっております。
ファッション全体で見た時に、時計だけが突出して目立たないようにしたかったという浅岡氏。
34mmという小ぶりなサイズと、今回のような控えめな色合いは、まさに狙い通りの効果を生んでいるといえます。
モデルについて
ここからは、モデルについてじっくり見ていきましょう。

ホワイトとグレーの文字盤に、アラビアインデックスと青焼きされた3針という、非常にシンプルなデザインです。
この、同心円で異なる色を配置する文字盤を「タキシードダイヤル」「ブルズアイ」と呼びます。
これはヴィンテージウォッチによく見られる伝統的なデザインであり、ケースサイズの小ささもやレイルウェイ目盛りの採用もあって、ヴィンテージウォッチの要素を多く抱えたお時計であることが分かりますね。

△ 私は針に針の影が映っている瞬間が非常に好きです
中央に備わっている青焼きされた3針からも、クラシカルな趣、伝統を感じられますね。
白とグレーの境界には、ブラウンで線が引かれています。
この細い境界線によって、インデックスがあるグレー部分がはっきりと区別され、立体的に感じられるのです。

長針と秒針の先端は柔らかくカーブしており、これは手作業によって曲げられています。
手首に巻いた状態、つまり時計を真正面から見ていない状態でも、正確な時間を読み取りやすいように設計されています。

ライムグリーンの夜光塗料が塗布されたインデックスも特徴的ですね。
針にも同じように夜光塗料が塗布されており、光らせてみるとこの通り。


個体差はあると思いますが、インデックスより針の方が強く光りました。
ロゴについて

基本的にクロノトウキョウのお時計には、カタカナで「クロノ」、その下に小さく「BUNKYO TOKYO」というロゴが入ります。
しかし、34mmのモデルに限り、12時のロゴは「Kurono」の表記となります。
カタカナで「クロノ」と文字盤に表記される従来のロゴは、かなり目を引きます。
34mmシリーズのコンセプトは「時計だけ目立ってしまわないこと」であるため、この短くてシンプルな筆記体のロゴに落ち着いたのではないでしょうか。

ちなみに、6時位置には「Automatic」の文字も刻まれています。
ムーブメント・性能について

「Automatic」の文字からも分かる通り、自動巻きのお時計です。
リューズの巻き心地や操作性も良好です。
ムーブメントはミヨタ製キャリバー90S5を搭載しており、約40時間のパワーリザーブを備えています。

△ シリアルナンバーには、ぼかしを入れています。
裏蓋は閉じられており、ムーブメントは見えません。
石数、防水性、メイドインジャパン、そしてシリアルナンバーのほか、「クロノ ブンキョウ トウキョウ」や、浅岡氏が運営する「東京時計精密株式会社」の刻印も施されていますね。
ちなみに、この東京時計精密株式会社とは、クロノトウキョウ/クロノ ブンキョウ トウキョウのほか、幻の時計ブランドと呼ばれた「タカノ」、独特なデザインで高い人気を博している「大塚ローテック」、浅岡氏が最初に立ち上げた「ハジメ アサオカ」をまとめて運営している時計製造会社です。
浅岡氏が代表取締役を務めています。
ストラップについて

留め具は尾錠タイプで、黒いカーフレザーストラップが付属します。
結構しっかりめな感触です。

裏はブラウンカラーで、「ハジメアサオカ」の刻印があります。

もう一方には「GENUINE LEATHER」。
要は「本革」ですね。
付属品について

全体的にはこんな感じ。
黒い大きな段ボールの中に、ボックスと保証カード、そして封筒(の中にクロスとポストカード)が入っています。

時計を納めるボックスには、浅岡氏からのメッセージが刻まれています。
ラデュレのマカロンを入れる箱ってこんな感じだな……と伝わりにくい感想を抱きつつ、実際に時計をしまってみるとこんな感じになります。

コンパクトに収納できます。
現在ではマクラに巻き付けて、立体的なボックスの中に納めるタイプの箱が多いですよね。
こういった寝かせるタイプのボックスもまた、ヴィンテージウォッチを意識しているように思えます。
製品情報

モデル名:34mm スモーク
ケース径:34mm
ケース厚さ:9.6mm
重さ:45g
ムーブメント:MIYOTA製 自動巻き式キャリバー90S5
素材:ステンレススチール(316L)
文字盤:ホワイト×グレー
性能:約40時間のパワーリザーブ
限定本数:150本限定
クロノトウキョウによるお時計は、世界的に著名な独立時計師による数量限定モデルでありながら、他の機械式時計と見比べるとかなり低い価格に設定されています。
「これでも十分高い」と浅岡氏は語りますが、それでも他の機械式腕時計と見比べれば価格が低く、需要に対する供給量から考えてももっと価格を上げても文句を言う人はいないと思います。
それでもこの価格を維持し続けているのは、「欲しいけどなかなか手に入らない」というファンのため。
よい時計を、手に入れやすい価格で届けられるように、浅岡氏はコスト配分や仕入れ先との交渉に力を入れているとのことです。
そんな浅岡氏が手掛けるクロノトウキョウの「34mm スモーク」をご紹介いたしました。
また珍しいモデルが入荷した際には、お写真と共に記事にまとめられればと思います。
NY
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この記事の監修者

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