こんにちは、中野ブロードウェイの時計店「れんず」です。
LVMHグループによって開催される「LVMHウォッチウィーク」。
LVMHグループに所属している時計ブランドの最新作が発表される、注目のイベントです。
2025年で6回目の開催となるLVMHウォッチウィーク。
今回はニューヨーク&パリの地にて華々しく開催されました。
今年で創業45周年を迎えるウブロからも新作が登場しておりますので、早速ご紹介いたします!
メカ-10シリーズ
2005年に登場し、今年で20周年を迎えるビッグバンコレクション。
多くのシリーズ・バリエーションを持つ、多彩なコレクションです。
その中でもメカ-10シリーズは2016年に登場したものですが、10周年を前に3つの新作モデルが登場しました。
メカ-10シリーズの新作に関しては、こちらの記事に詳細を載せておりますので、ここでは簡潔にご紹介します。
詳細をご覧になりたい方はこちらへどうぞ ↓
3種類のメカ-10


△ 444.OX.1180.RX(キングゴールド)/444.NX.1170.RX(チタン)

△ 444.QN.1170.NR(フロステッドカーボン)
フルに巻き上げれば10日も動き続けるという、ロングパワーリザーブを持つ「メカ-10」。
今回は42mmケースの、これまでよりも少しだけコンパクトなサイズで登場しました。
また、45mmケースでも展開があったキングゴールド、チタンのモデルに加え、「フロステッドカーボン」を素材に使用したモデルが新しく追加されています。
過去のモデルにも使われたことのあるフロステッドカーボン。
フロステッドは「凍った」という意味ですが、あくまでも「凍っているような模様」というだけで、実際に凍らせたカーボンを使用しているわけではありません。
この模様は同じモデルであっても同じ柄になることはないので、自分だけの特別な一本として愛着が湧きやすいはずです。
スケルトン文字盤なのでムーブメントがばっちり見えていますが、ケース素材の色に合わせてムーブメントも色を合わせていることが分かります。
ビッグバン トゥールビヨン オートマティック グリーン SAXEM
ウブロはこれまでにない組み合わせや新素材の開拓に熱心なブランドです。
通常は風防やシースルーバックの裏蓋に使う「サファイアクリスタル」を、ケース全体に使うこともあります。
「サファイアクリスタル」は、ガラスやプラスチックではなく、人工的に作り出したサファイアです。
サファイアクリスタルを風防として使っている際に「サファイアガラス」と呼ばれることもあるので勘違いしやすいですが、砂を溶かして固めたガラスとは別物です。
「ガラスみたいに透明なサファイア」ということですね。

△ 429.JG.0110.RT
そんなサファイアクリスタルに色を付け、赤、青、黄色と、カラフルな時計作りを行ってきたウブロが今回挑んだのは「グリーン」。
希望、活力、繁栄。そして、革新と未来への期待。
ウブロが緑色に抱くイメージを、SAXEMという素材によって現実のものとしました。
この「SAXEM」とは、人工衛星を作る技術分野で開発されたもので、2023年に登場したネオンイエローのビッグバン トゥールビヨンでも使われた素材です。
サファイアクリスタルと同じ透明度、硬さを持っていますが、サファイアクリスタルでは綺麗に発色させにくい色でも、綺麗に出すことができます。

ムーブメントは、自社製自動巻きキャリバーMHUB6035が搭載されています。
外装と同じくすけすけな文字盤は、グリーンを引き立たせるために暗い色合いになっています。
18本限定の特別なモデルです。
スピリットオブビッグバン クロノグラフ

トノー型ケースを持つ「スピリットオブビッグバン」に、サンドベージュ、ダークグリーン、スカイブルーの3色が登場しました。
この3色はこれまでラウンド型のビッグバンにのみ採用されてきた色合いで、豊かな個性を持ったスピリットオブビッグバンに仕上がっています。


△ 642.CZ.6110.RX(サンドベージュ)/642.GX.5210.RX(ダークグリーン)

△ 642.EX.5110.RX(スカイブルー)
搭載するムーブメントはHUB4700。
ゼニスの最も有名なムーブメント、エル・プリメロをベースにして作られたムーブメントです。
ゼニスのエル・プリメロは「世界初の自動巻きクロノグラフムーブメント」として非常に高く評価されており、かつては多くのブランドがこのエル・プリメロをベースとしてムーブメント作りを行いました。
このHUB4700もまた、エル・プリメロをウブロなりに改良したムーブメントです。
どの色も200本限定モデルとなります。
「そこに3つのスピリットオブビッグバンがあるじゃろ」と言われたら、皆さんはどの子を選びますか?
スピリットオブビッグバン イヤーオブスネーク

△ 642.CI.0180.RX.CNY25
文字盤の中に黄金の蛇が潜む、巳年限定モデルです!
蛇を思わせるデザインのベゼル、そしてスネークパターンが刻まれたラバーストラップは、まさに巳年モデルとしてぴったり。
インダイヤルにしなやかな体を巻き付ける蛇は、ゴールドで出来ています。
金運とかも上がりそうですよね。

こちらのモデルにも、自動巻きキャリバーHUB4700が搭載されています。
前年の干支モデルである「イヤーオブドラゴン」同様、限定88本となります。
以上、LVMHウォッチウィークにて発表されたウブロの新作まとめでした。
4月にはウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブでも新作発表を控えているウブロ。
今回は出番がなかったクラシックフュージョンの新作もあるでしょうか?
今から楽しみですね!
NY
この記事の監修者

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