存在感◎!スクエア型腕時計おすすめコレクション5選!

  • 投稿日:2025年02月28日

こんにちは、中野ブロードウェイの時計専門店「れんず」です。

アナログ時計って、丸いことが多いですよね。
腕時計でも掛時計でも、多くの時計が円形(ラウンド型)のケースに収まっています。

老舗時計ブランド「ブランパン」は、機械式のラウンドケースしか作らないぞ!と宣言しているほど、「時計のケースは丸い」が王道でスタンダードな考え方なのです。

しかしながら、スクエア型、オーバル型、クッション型など、腕時計のケース形状は様々。
多種多様な個性によって、愛好家を魅了しています。

今回はその中から、スクエア型の腕時計にスポットライトを当ててみたいと思います。
ケースの形が違うだけでぐっと個性が出るのがスクエア型腕時計のいいところ。

色々なブランドから色々なスクエア型腕時計が出ておりますが、今回は厳選して5つのコレクションをご紹介いたします。

タグホイヤー ”モナコ”

スクエア型の機械式時計といえば?」と機械式時計ファンに聞けば、多くの人が最初にタグホイヤーのモナコを挙げるでしょう。

1969年に誕生し、世界三大レースのひとつである「モナコグランプリ」から名付けられたこのコレクション。
正方形のケースと風防を持つ、個性抜群のお時計です。
ちなみにモナコは、スクエアケースを備えた世界で最初の防水時計としても知られています。

初代モデルはリューズが左側についており、これは「自動巻きなのでリューズを巻かなくても良いですよ」というアピールの為にこのようなデザインにしたとされています。
現在は使いやすさの観点から右側に付いているものもあれば、初代モデルを意識して左側に付いているもの、どちらもあります。お好みでお選びください。


△ 2024年登場。CBL218B.FT6236


△ 2023年登場。CBL2181.FC6515


△ 2022年登場。CBL2115.FC6494

色やデザインのバリエーションが豊富で、記念モデル・限定モデルも多く登場するコレクションです。
自分だけの特別な一本を見つけられる、幅の広いお時計ですよ!


△ マックイーンが着用していた実際のモナコ。

また、スティーブ・マックイーンが主演の映画「栄光のル・マン」でモナコを着用していたことでも広く知られています。
時計好き、車好きの両方から知られ、愛されているのがモナコです。

画像:タグホイヤー公式サイトより

カルティエ ”サントス”

カルティエは世界中にファンを持つ宝石商でありながら、世界で初めて腕時計として設計され、作られた「サントス ドゥ カルティエ」を生み出したブランドです。


△ WSSA0063

四角いケースと一体となっているブレスレットが特徴的で、サイズ展開、カラー展開も豊富です。


△ W2SA0009


△ WSSA0065

サントスコレクションに限らず、カルティエのお時計にはローマンインデックスカボションの付いたリューズが備わっているため、どのモデルを選んでも上品な印象があります。
そのため、私服のときだけでなく、オフィスのような真面目な場でも着けやすいですね。


△ W2SA0012

革ストラップとデザインの異なるローマンインデックスを備えた「サントス-デュモン」シリーズも存在しており、よりエレガントな雰囲気を好む方におすすめです。

ちなみに、カルティエはサントス以外にもスクエア型のお時計を扱うブランドです。


△ タンク マスト WSTA0041


△ パンテール WSPN0011

上品な雰囲気はそのままに、非常に豊富なバリエーションの中からお好みのモデルをお選びいただけます。

一部画像はカルティエ公式サイトより。

パテックフィリップ ”キュビタス”

2024年10月、パテックフィリップに新たなコレクションが追加されました。
その名も「キュビタス」。


△ 5821/1AR-001

人気コレクションの「ノーチラス」とよく似ており、文字盤やケース左右のデザインからノーチラスの気配を感じられます。
カジュアル・シックを表現するコレクションと紹介されており、
2025年2月現在、3モデルのみ登場しており、今後の展開が楽しみなコレクションです。


△ 5821/1A-001


△ 5822P-001

抜群の高級感と存在感で、機械式時計に詳しい方からも「おっ!」と注目されること間違いなしです。

また、キュビタスの他にも、パテックフィリップからは「ラウンドケース以外を扱うコレクション」として「ゴンドーロ」コレクションも存在しており、スクエア型ももちろん登場しています。


△ 5014J(左)/5111J-001(右)

一部画像はパテックフィリップ公式サイトより。

ノモス “テトラ”


△ 421.S1(白)、421.S2(赤)、421.S3(青)

洗練されたシンプルなデザインが特徴的なノモス。
そんなノモスによるスクエアウォッチが「テトラ」です。
コレクション名の意味は「4」。名前すらシンプルです。


△ TT1A1W1L/408

スリムで上品なテトラは、ケースが手首の上に収まるように、小さめなサイズが多く展開されています。
29.5mmや33mmのケースは非常にコンパクトで、ワイシャツの袖口にもすんなりと収まります。
すっきりとしたデザインも相まって、女性も選びやすいお時計です。

テトラを着けることは、手首に額縁を飾るようなものです。

柔らかなカラー展開が多いので、目立つ時計よりも堅実なスクエア型腕時計をお探しの方にぴったりです。

ジャガールクルト ”レベルソ”


△  レベルソ クラシック Q3848420

反転するケースで有名な「レベルソ」
裏側は違う文字盤になっていたり、スチールバックになっていたりモデルによって様々です。

1931年から続く歴史あるコレクションであり、現在も多くの愛好家に愛されているコレクションです。
「ポロ」という激しめなスポーツをする際、風防を守るためにケースを反転できるようにしてほしいというオーダーに応えたことで生まれたレベルソ。
「長方形の反転するケースを持つ」という点以外は、比較的自由なデザインで展開されるコレクションです。


△ レベルソ トリビュート Q3988482 / レベルソ ワン Q3348120

レベルソの中でも3つに種類が分けられており、その分け方は下記のようになっています。

レベルソ・トリビュート:初代レベルソのデザインを現代風に再解釈した、ドーフィン針とバーインデックスが特徴的。
レベルソ・クラシック:同じく初代レベルソをベースとし、アラビアインデックスを備えている。
レベルソ・ワン:女性らしさを際立たせたレディースライン。

ジャガールクルトはムーブメントにも外装にもこだわりの強いブランドです。
上質で、人と被らないお時計をお探しの方におすすめです。


タグホイヤーの「モナコ」、カルティエの「サントス」、
パテックフィリップの「キュビタス」、ノモスの「テトラ」。
そしてジャガールクルトの「レベルソ」を今回ご紹介いたしました。

四角い外見が目を引く、スクエア型のお時計たち。
ブランドやコレクションによっても雰囲気が大きく違っていて、そのどれもが魅力的。
四角いケースに合わせて四角いムーブメントを開発しているブランドもあり、そういう点に注目するのも楽しいです。

もちろん、今回ご紹介したブランド以外にも、数々のブランドがスクエア型ケースを用いたお時計をリリースしています。
ラウンド型に飽きてきた方、ちょっと人とは違ったお時計を探している方。
ケースの形から、新たな開拓を行ってみてはいかがでしょうか。

クッション型やトノー型のお時計もいずれご紹介したい所存です。
よろしくお願いします。

NY

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