こんにちは、中野ブロードウェイの時計店「れんず」です。

ノモスが!!!!!!
入荷!!!!!しました!!!!!!!👏👏👏
入社してノモスウォッチに一目惚れして以来、毎日「ノモス入荷しないかな~」と思い続けている私ですが、久々にその想いが届いたようです。
ノモスは価格帯の面でも生産本数の面でも、比較的手に入れやすいブランドです。
それゆえか、弊社、あんまりノモスの入荷がなくて……。
生産終了モデルや限定モデルならまだしも、多くのノモスウォッチは並行店を使わなくても、欲しい人は正規店で買いやすいですから……。
もういっそのことノモスブティックの人になろうかしら……。
なんて考えつつ、他のブランドのお時計も見ていて楽しいものが沢山あるので現時点では転職活動はしていないんですけれども。
話が逸れましたね。
そんななかなかノモスウォッチを仕入れない弊社に、2024年に登場した「タンジェント ネオマティック ドレ」が入荷しました。
うれしい~~~
この「タンジェント ネオマティック ドレ」とはどんなモデルなのか。
私がメロつきながら撮った写真と共にご紹介します。ぜひご覧くださいませ。
また、先に商品ページを見たい方はこちらからどうぞ。
→ ノモス タンジェント ネオマティック ドレ
ノモスの中のノモス「タンジェント」

△ ぉあ~~~ビジュが良い♡ すき♡
ノモスのお時計は「バウハウス」の精神を大切にしているブランドです。
ものすごくざっくり言うと「無駄を省いて洗練させましょう」というコンセプトのもとに時計製造を行っている、という意味です。
そのため、ノモスのお時計は基本的にシンプルなデザインのものが多いです。
その中でも「タンジェント」コレクションは超スタンダード。
ノモスウォッチといえばこの顔、ノモスの一番人気といっても過言ではないのがタンジェントです。
すっきりしていて清潔感すら感じさせるシンプルさは飽きが来ず、春夏秋冬、どんな時でも活躍します。
そんなタンジェントですが、一番ベーシックな姿がこちら。

△ TN1A1W2 / 139。𝓢𝓞 𝓒𝓞𝓞𝓛……♡
そう、針が青いのです。
この青針を持つ手巻き式時計こそが、最も王道といえる「ノモス タンジェント」の姿です。
そこに「ネオマティック」と名がつくと、文字盤の12時位置に「neomatik」の文字が入り、搭載されるムーブメントが自動巻きになります。

△ TN130011W239 / 140。この文字のフォントも良いですよね……。このオシャレさん!!!
この「タンジェント」あるいは「タンジェント ネオマティック」をベースとして、色を変えたりパワーリザーブを付けたりして、様々なモデルが生まれていきました。
タンジェント ネオマティック ドレ

△ 存在が好みすぎる 全てに感謝したい
そんな中、今作は「タンジェント ネオマティック ドレ」。
どれ? のドレではもちろんありません。
最初はドレスウォッチのドレっぽいなと思いましたが、綴り的にそれは間違っているようです。
「ドレ」は「doré」。
これはフランス語の「ゴールデン」にあたる言葉です。
つまりは金針のことですね!
ノモスはドイツのブランドなのに何故フランス語かと言われれば、まあ「こっちの方がオシャレだから」では。
33mmケースの「タンジェント デュオ」や、シルバー以外の文字盤に金色の針が用いられることは時々あったのですが、35mm・シルバー文字盤・タンジェントに金針が採用されるのは、これが初めてのようです。
青針も非常に好きですが、金針もたまらないです。見て……見てください!!

△ 金針~~~~♡(金色のペンライトを振る)
艶めく青針も最高に最高ですが、金針だとこういう反射による輝きを楽しめるので、イイですね……♡
スモールセコンドの方もしっかり金針なので、動き続けるその姿を眺めていると時間が溶けていきます。
この点はこの時計に限らず、好きな時計を前にしたら誰もが陥る状態だと思いますけれども。
ストラップの色もちょっと特別

△ 整いすぎててサウナかと思いました
また、ノモスウォッチには「シェルコードバン」という馬革のストラップが備わっていることが多いです。
色は黒であることがほとんどなのですが、今作に備わっているのは金針に合わせて茶色の馬革ストラップ。
これにより、モノクロ以外の服とも合わせやすくなっていますね。
ノモスでは文字盤やケースにゴールド要素があると、こういった茶色のストラップを使いがちです。
現代的な顔立ちなのにクラシカル。よく似合っています。
ネオマティックムーブメント

△ シリアルナンバーはぼかしております
裏側はスケルトン仕様!
ドイツブランドらしいムーブメント、Cal.DUW3001がばっちり見えます。

青焼きされたネジ、グラスヒュッテストライプと呼ばれる波模様。
ドイツムーブメントあるあるですね。

右下にはテンプが見えます。
青焼きされたヒゲゼンマイが絶えず収縮を繰り返し、小さくて偉大な「ドレ」を動かしています。
ノモスのムーブメントって綺麗ですよね。
ごちゃついていなくてすっきりしています。
個人的にはもうちょっと内部を見たい気持ちもありますが、この4分の3プレートもまた、ドイツムーブメントあるあるなので良いと思います。

ちなみに、ローターには「NOMOS Glashütte Deutsche Uhrenwerke」と刻まれています。
意味は「ノモス グラスヒュッテ ドイツ ムーブメント」。そういうことです。
商品詳細

△ かくっとしたラグも素敵ですね……♡
モデル名:タンジェント ネオマティック ドレ
型番:NM192 / 192
ケース径:35mm
厚さ:6.9mm
ムーブメント:自動巻きキャリバーDUW3001
ケース素材:ステンレス
文字盤色:ホワイトシルバー
防水性能:5気圧防水
商品ページはこちらから!
→ ノモス タンジェント ネオマティック ドレ
35mmのケースサイズと上品な外見ゆえに、性別も場所も季節も問わずに着けられる万能選手!
しかも自動巻きで使いやすく、手首に載せただけでときめいてしまう(個人の感想)魅力的な一本です!
売れてしまってオーナー様に可愛がってもらいたい、でも、売れずにずっとうちにいてほしい──。
そんな「ノモス タンジェント ネオマティック ドレ」でした!
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NY
この記事の監修者

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好きなブランド: 全般。あえてあげるならブレゲです。
1987年生まれ、埼玉県出身
日本時計輸入協会認定 ウオッチコーディネーター(CWC)
業界歴13年
20歳でアパレル業界へ入り、服飾販売員として勤務をしたのち、かねてより興味のあったブランド業界へ。
時計だけでなくジュエリーやバッグ等、ハイブランド商品をオールジャンルで取扱う某社にて経験を積んでいく過程で時計の奥深さに惹かれ、時計部門の責任者となる。
れんず入社後、店舗販売スタッフとして従事したのち店長を経て、2023年11月から統括責任者として就任。
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