こんにちは、中野ブロードウェイの時計店「れんず」です。
毎年行われる世界的大型イベント、ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ。
2025年は4月1日~7日の期間で開催されることが決まっています。
こちらの記事では、ゼニスの新作情報をまとめております!
▶ また、ゼニスはLVMHウォッチウィークにも参加しており、早速2025年の新作モデルを発表しています。こちらも併せてご覧ください!
(新作予想の際、私は完全に見逃していましたが)ゼニスは今年で創業160周年!!!
深く、どこまでも広がる「青」を主軸とした、160周年記念モデルが登場しました。
そして、ゼニスの原点に立ち返る「G.F.J.」という限定モデルも登場しました。
G.F.J.

Georges Favre-Jacot ──ジョルジュ・ファーブル=ジャコ。
ゼニスの創業者の名前です。
彼のイニシャルを冠したこのモデルには、1945年に作られた名ムーブメントであるCal.135が搭載されています。

このCal.135は伝説とも称されるムーブメントで、ヌーシャテル天文台のクロノメーターコンクールにて5年連続で賞を授与されるといった記録も残しています。
1945年に作られたCal.135をなるべく再現しており、サイズ、外観、構造を踏襲しています。
しかし、80年前のムーブメントを本当にそっくりそのまま復元して載せているわけでもありません。
パワーリザーブは、当時の40時間から72時間に。
ストップセコンド機能を追加したことで、より正確に時刻合わせができるように。
日差±2秒以内まで精度を調整し、COSCによるクロノメーター認定も受けています。
今回、ゼニスは歴史の中の存在だったCal.135を、現代に合わせた形で蘇らせたのです。
そんなCal.135は、トランスパレントバックからじっくり眺めることができます。


文字盤にはラピスラズリを使用。
天然素材であるため、ひとつひとつの模様が異なっており、表面に金色のパイライトという鉱石が混じっていることもあるようです。
夜空を感じさせる文字盤の外周には、ブリック模様のギョーシェ彫りとホワイトゴールドのバーインデックス、6時位置にはマザーオブパール製のスモールセコンドが配されています。
商品詳細

モデル名:G.F.J.
型番:40.1865.0135/51.C200
ケース径:39mm
ムーブメント:Cal.135
素材:プラチナ
文字盤色:ブルー
防水性能:5気圧防水
希望小売価格:6,952,000円(税込)
◆限定160本
ダークブルーのアリゲーターストラップのほか、青い「サフィアーノ」という牛革に型押し加工を施したストラップ、ブラックのカーフストラップが付属します。
そして、オプションとして7列リンクのメタルブレスレットもあり、文字盤外周と同じブリックパターンが入っています。

ちなみに、プラチナ製のピンバックルにも同じ模様が入っています!
ブルーセラミック クロノグラフ トリロジー

モノクロームブルーのセラミックに彩られた3つの特別なモデルが登場しました。
160周年を祝う特別なトリロジー(=3部作)は、単品でも、アニバーサリーボックスとしてセットでも購入できるようになっています。
クロノマスター スポーツ

まずひとつは、2021年にクロノマスターコレクションに加わり、以降高い人気を得ている「クロノマスター スポーツ」。
エル・プリメロ3600を搭載し、3色のインダイヤルを備えるスポーティなこのモデルが選ばれました。
ケースやブレスレット、クロノグラフのボタンに至るまでブルーセラミックで作られており、インパクトのある仕上がりです。

裏側ももちろん真っ青です!
今回搭載しているエル・プリメロ3600は、160周年モデルだけの特別なローターを備えています。

オープンなローターっていいですよね!
商品詳細
モデル名:クロノマスター スポーツ 160周年エディション
型番:49.3102.3600/51.M3100
ケース径:41mm
ムーブメント:エル・プリメロ3600
素材:セラミック
文字盤色:ブルー
防水性能:10気圧防水
希望小売価格:3,102,000円(税込)
◆限定160本
◆ブルーセラミックブレスレットのほか、ブルーのラバーストラップも付属します。
デファイ スカイライン クロノグラフ

ふたつめは「デファイ スカイライン クロノグラフ」!
昨年登場したばかりのデファイ スカイラインのクロノグラフモデルが選出されました。
ブルー単色に染め上げられたことで、また雰囲気がガラッと変わりますね。
こちらも同じく、特別な仕様のローターを持つエル・プリメロ3600を搭載しています。

すらっとしたセラミックブレスレットのほか、ラバーストラップも付属します。色はもちろん青です。
商品詳細
モデル名:デファイ スカイライン クロノグラフ 160周年エディション
型番:49.9502.3600/51.I001
ケース径:42mm
ムーブメント:エル・プリメロ3600
素材:セラミック
文字盤色:ブルー
防水性能:10気圧防水
希望小売価格:3,245,000円(税込)
◆限定160本
◆ブルーセラミックブレスレットのほか、ブルーラバーストラップが付属
パイロット ビッグデイト フライバック

最後は「パイロット ビッグデイト フライバック」!
その名の通り、大きなデイト表記とフライバッククロノグラフを備えたモデルです。
深い空の色に染まった今作は、通常のクロノグラフではなく「クロノグラフ針を動かしている状態でもすぐさま0時位置にリセットし、再度計測できる」という、より複雑なクロノグラフを備えているため、ムーブメントもエル・プリメロ3652を搭載しています。

こちらも特別仕様のローターを持っています。
商品詳細

モデル名:パイロット ビッグデイト フライバック 160周年エディション
型番:49.4002.3652/51.I009
ケース径:42.5mm
ムーブメント:エル・プリメロ3652
素材:セラミック
文字盤色:ブルー
防水性能:10気圧防水
希望小売価格:2,178,000円(税込)
◆限定160本
◆ラバーストラップ(青、白)が付属
*
創業者の「空の頂点に輝く星のように、最高のムーブメントを製造する」という想いを込めて付けられたブランド名と星のロゴマーク。
このCal.135やエル・プリメロ等、ムーブメントの名が知られているブランドもなかなか存在しないものです。
「最高のムーブメントを作る」という目標は何度達成しても良いわけで、ゼニスは今後も「最高のムーブメント」を作り続けることでしょう。
そして、ゼニスの原点に立ち返る、これまでの歴史を感じさせるような青い4つの限定モデル。
その中でも特にG.F.J.は「新コレクション」として説明されていたので、限定ではなく通常モデルにも新作が来たらいいな!と思いますね。
ゼニスの公式サイトはこちら
以下は、新作発表前に公開していた内容です。
2024年にW&WGで登場したモデル
2024年のW&Wでは3つの新作が発表されました。
ひとつは、「デファイ スカイライン クロノグラフ」。
2022年に登場した「デファイ スカイライン」に、エル・プリメロを搭載したクロノグラフモデルが追加されました。
そして、1969年に登場した「デファイ ダイバー」を蘇らせた「デファイ リバイバル A3648」。
また、その1969年以降も続いてきた数々のデファイ・ダイバーズウォッチから着想を得た、現代の「デファイ エクストリーム ダイバー」が登場しました。
デファイ スカイライン クロノグラフ

△ 03.9500.3600/21.I001(黒)/03.9500.3600/51.I001(青)

△ 03.9500.3600/01.I001(シルバー)
メタリックブラック、ブルー、シルバーの3色で登場です。
もちろん「デファイ スカイライン」の特徴を持っているので、ゼニスの重要なシンボルである「星」のモチーフを全体にあしらった文字盤と、イージーチェンジャブルストラップを備えています。
薄いステンレスブレス以外に付属するのは、文字盤のモチーフと同じ星が並んだラバーストラップ。
ブラック、ブルーは同色のストラップですが、シルバーにはグリーンのストラップが採用されています。

個人的にはデファイ スカイラインといえば青!
というイメージがありますが、シルバーやブラックも服と合わせやすそうでいいですよね。
クロノグラフを備えたことでよりスポーティになった今作。
エル・プリメロの誕生から50年経った2019年に登場した「エル・プリメロ3600」を搭載しており、シースルーバック仕様のケース裏から堪能できるようになっています。

デファイ リバイバル A3648

△ 03.A3648.670/21.M3648
1969年に発売された最初のデファイのダイバーズウォッチ「Ref.A3648」の復刻モデルです。
黒とオレンジのコントラストが鮮やかで、目を引くモデルですね。
ゼニスのコレクションにおいて、「リバイバル」と名の付く過去の名作を蘇らせたモデルは多く存在しますが、ダイバーズウォッチが選ばれたのは今回が初めてです。
そもそも「ゼニスのダイバーズウォッチ」自体が長い間なかったので、多くの人が驚き、喜んだのではないでしょうか。
6時位置の斜めに記された「DEFY」や、特徴的なフォルムのケースなど、細部まで丁寧に再現されています。
搭載するムーブメントはエリート670で、50時間のパワーリザーブと、600mまでの防水機能を備えています。
デファイ エクストリーム ダイバー

△ 95.9601.3620/51.I301(青)/95.9600.3620/21.I300(黒)
デファイの歴代ダイバーズウォッチからインスピレーションを得て生まれた「デファイ エクストリーム ダイバー」。
ブルー、ブラックの2色が登場しました。
アクセントカラーのオレンジによって個性が増していますね。

ステンレスブレスの他には、通気口の開いたラバーストラップと、漁網を再利用したファブリックストラップが付属します。
ムーブメントはエル・プリメロ3620-SCを搭載しており、60時間のパワーリザーブと、600mまでの防水性能を持っています。
ムーブメントの末尾にある「SC」は「Second Center」(=秒針が中央に付いている)かと思われます。
個人的な予想・願望
2024年のW&Wでは、同年のLVMHウォッチウィークにてクロノマスターを発表していたこともあってか、デファイが熱い新作発表となりました。
「デファイ エクストリーム ダイバー」は今回紹介したブルー、ブラックの他にシルバーも追加で登場しており、今後も広がりが楽しみなシリーズですよね。
2025年の新作発表では、引き続きゼニスのダイバーズウォッチに期待できるかもしれません。
また、2025年のLVMHウォッチウィークでは「クロノマスター スポーツ」「デファイ スカイライン クロノグラフ」が発表されているので、「パイロット」や「エリート」のようなその他のコレクションの登場にも期待大です!
2025年のウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブでは、創業160周年を祝う4作が発表されました。
NY
この記事の監修者

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