パネライ
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PANERAIパネライ
パネライの歴史は、イタリア・フィレンツェに創立されたひとつの工房から始まりました。
パネライの歴史は、イタリア・フィレンツェに創立されたひとつの工房から始まりました。 |
パネライ / PANERAI
1860年、ジョバンニ・パネライによってイタリアに創立され、現在はスイスにて時計製造を行っているパネライ。
創立当初のパネライは、時計の販売店であり工房であり、フィレンツェ初の時計製造学校としての顔も持ち合わせていました。
現在でも変わらず、流行に左右されない強い個性を貫くパネライ。宝飾的な美しさではなく、機能性を追求していった末の洗練された魅力を持つブランドです。
パネライのサンドイッチ文字盤
イタリアやエジプト海軍のオーダーに沿って軍用時計を納品していたことから、他の時計ブランドとは違った特徴を持つパネライウォッチ。
サンドイッチ文字盤も、その内のひとつです。
サンドイッチ文字盤とは、インデックスの部分がくり貫かれた上部と、その形に合わせた夜光塗料が塗られている下部を組み合わせた、パネライ独自の文字盤です。
上部のくり貫かれた穴から真っ直ぐ光が出てくるため、直接インデックスに夜光塗料を塗ったときよりも読み取りやすくなっています。
パネライの文字盤を見ていて、インデックスの「6」「9」が微妙に繋がっていないと思ったことはありませんか?
これは、数字の丸い部分を落とさないようにするための工夫なのです。
かつては視認性の問題から、黒っぽい色味の文字盤に多く採用されていましたが、最近では白い文字盤にも採用されるようになりました。
希少な「プレヴァンドーム」モデル
パネライには、「プレヴァンドーム」と呼ばれるモデルが存在します。
1993年、軍事機密指定が解除され、パネライは一般市場に向けて販売を行うようになります。そして1997年には、現リシュモングループである「ヴァンドームグループ」に加入することになるのですが、その間の4年で登場したモデルが「プレヴァンドーム」です。
プレヴァンドームとは、ヴァンドームより前、という意味。
4年という短い期間、そして非常に少ない生産量から、プレヴァンドームは希少なモデルとして、ファンからの注目を集めています。
また、パネライの正式名である「オフィチーネ・パネライ」のイニシャルを用いたOPロゴも、プレヴァンドームモデルの特徴です。
今も愛され続けているパネライウォッチの、スタート地点ともいえる時代のOPロゴ。現在このロゴは、パネライのエントリーモデルである「ルミノールロゴ」に施されています。
ラジオミールとルミノール
パネライの人気を二分する、ラジオミールとルミノール。
使われていた夜光塗料の名前から名付けられ、クッション型ケースを持つこのふたつ。どちらも似たような姿をしていますが、その役割は大きく異なっています。
ラジオミールはパネライの歴史を体現する、クラシカルなコレクション。いわば過去を重んじるコレクションです。
最初に登場したコレクションであり、ステンレスやゴールド、プラチナを素材に使用します。ラグはL字型のワイヤーラグと呼ばれるものが採用されていることが多く、これはパネライが特許を持つ特別な仕様となっています。
ルミノールにはレバーロック式のリューズプロテクターが備わっており、ステンレス等の従来の素材に加え、チタンやブロンズのような新しい素材も使われます。ケースとラグは一体化しており、ルミノールベースやルミノールマリーナ等、派生シリーズも多く登場しています。
ルミノールは豊富な選択肢をどんどん取り入れて、パネライウォッチの未来を広げていくコレクションです。
ルミノールから独立したコレクション
ルミノールは派生シリーズを多く持つコレクション。
その中から、ひとつの独立したコレクションとしてラインアップされるようになったものも存在しています。
2016年に登場した「ルミノールドゥエ」はルミノールを更に薄く軽くしたもので、「デザインは好きだけど大きすぎて自分には似合わないかも」と敬遠していた方でも選びやすくなりました。
「ドゥエ」はイタリア語で「2」を指す言葉であり、このコレクションが二世代目のルミノールであることを表しています。
「サブマーシブル」は回転式ベゼルと300m以上の防水性能を持ったプロフェッショナルダイバーズウォッチコレクションとして2019年に登場。ルミノール、ラジオミールとも異なる、パネライの新コレクションとして台頭していくこととなりました。
いずれもクッション型ケースとレバーロック式のリューズプロテクターを備えており、元となったルミノールのデザインを受け継ぎながらも、それぞれの新たな個性・役割を獲得しています。