オーデマピゲ 2024年 最新作を発表

  • 投稿日:2024年04月08日

どのグループにも属さないオーデマピゲは、Watches&Wondersにて新作を発表する予定ですが、開幕前にもかかわらずメンズモデルでは15型、レディースモデルでは6型の新作が発表されています。

目次

オーデマピゲとは

ラグジュアリースポーツウォッチの先駆け『ロイヤルオーク』で有名な、世界でも屈指の歴史と功績を持つブランドです。
現在では多くのブランドで扱われているステンレススチールを初めて素材として取り入れたり、ケースとブレスレットが一体となったデザインを採用したりと、当時としては革命的な試みを多く行い、注目を集めてきました。
その他にも、世界初の自動巻きトゥールビヨンウォッチを完成させ、定期的に音で時間を教えてくれる機構「ソヌリ」、およそ100年もの間、調整が不要なパーペチュアルカレンダーなどの複雑機構を搭載したコンプリケーションモデルも積極的に製造しています。
オーデマピゲのチャレンジ精神は現代でも生きており、2019年に発表された『コード 11.59 by オーデマピゲ』はこれまでのオーデマピゲのスタイルにすら革命を起こし、あっという間に人々を虜にしました。
創業地であるスイスのジュウ渓谷にて、今も一族による経営が続くマニュファクチュールです。

メンズ コレクション

ロイヤル オーク

オーデマピゲを代表するアイコニックなコレクションと言えば、時計デザイン界の巨匠であるジェラルドジェンタ氏が手掛けたロイヤルオーク。8角形のベゼルが目を惹く1972年に誕生しました。一目でそれとわかるデザイン性の高さは、ラグジュアリーさとスポーティーさを併せ持ちます。誕生から半世紀以上を経過した今でも、上品な大人のスポーツウォッチとして世界的に人気を博します。

ロイヤル オーク オフショア オートマティック 15605SK.OO.A350CA.01

画像引用:https://watch-yoshida.co.jp/

1993年にロイヤルオークコレクションに追加されたオフショアシリーズの最新作。オフショアらしい、43ミリと大ぶりなケースにメガタペストリー文字盤の組み合わせ、8角形のベゼルにはブルーラバーのカバーを備えます。グラデーションの様なブルーのスモークダイヤルが目を惹きます。

ロイヤル オーク オートマティック 37mm スノーセッティング 15552BC.ZZ.1358BC.01

ロイヤル オーク オートマティック 37mm スノーセッティング 15552OR.ZZ.1358OR.01

ケースとブレスレット、そしてベゼルやリュウズに至るまで全面をダイヤモンドで覆いつくした豪華極まりないロイヤルオーク。スノーセッティングとは通常のダイヤセッティングとは異なり、隙間が極力見えない状態にするため大きさの異なるダイヤモンドを敷き詰めていく希少なセッティング方法を言います。ケースやブレスレットにはブリリアントカット、インデックスにはバゲットカットのダイヤモンドをセット。

ロイヤル オーク オートマティック 37mm フロステッドゴールド 15550BA.GG.1356BA.01

フロステッド加工とは、古くからイタリアのフィレンツェに伝わる鍛金技法の事を指します。ケースやブレスレットの表面に特殊で緻密な加工を施し凹凸を作る事で、フロストを意味する霜や結氷の様な見た目に仕上げます。その凹凸が光を受けて光を放つ事で、エレガンスさがより引き立ちます。フロステッド加工を施したイエローゴールドのケースとブレスレットに、スモークイエローゴールドのサンバーストダイヤルを組み合わせています。

ロイヤル オーク クロノグラフ 41mm 26240BA.OO.1320BA.02

ロイヤルオーク・クロノグラフとして初めてイエローゴールドのケースとブレスレットの組み合わせ。グラデーションがかったスモークゴールドカラーのグランドタペストリーダイヤルがイエローゴールドに良くマッチしています。

米国出身のギタリストでありシンガーソングライターのジョン・メイヤーとのコラボレーションモデル。ケースとブレスレットには重厚な装着感のホワイトゴールド。深い色目のダークブルーのダイヤルには、クリスタルスカイと呼ばれる新たな加工が施されています。

ロイヤルオーク フライング トゥールビヨン

6時位置にトゥールビヨンのキャリッジを備えるフライングトゥールビヨンからは、37ミリのエクストラシンを1型、41ミリの2型を新作として発表。
ベゼルとインデックスにダイヤモンドをセットした37ミリのエクストラシンには、厚さ僅か3.4ミリのウルトラシン自動巻Cal.2968を搭載しています。
41ミリからは鮮やかなスモークバーガンディ文字盤が目を惹くステンレスモデル、サンブラスと仕上げをを施したグレーとアイボリーの2トーンカラーのピンクゴールドモデルがラインナップ。

ロイヤル オーク 41mm フライング トゥールビヨン 26730ST.OO.1320ST.05

ロイヤル オーク 41mm フライング トゥールビヨン 26730OR.OO.1320OR.05

ホワイトゴールドでもピンクゴールドでもなく、その中間の様な色目で光や角度で色目が変わり、且つ酸化による変色の少ないサンゴールドを採用したロイヤルオーク。ロイヤルオーク50周年の記念の年である2022年に導入されたキャリバー2972を搭載。

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ

2019年にオーデマピゲに新たなコレクションとして発表されて人気を博すCE|ODE11.59バイオデーマピゲからは、クロノグラフで3型、シンプルな3針に2型が追加されました。

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ 26393NR.OO.A002KB.02

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ 26393OR.OO.A056KB.01

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ クロノグラフ 26393OR.OO.A348KB.01

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック 15210OR.OO.A348KB.01

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック 15210OR.OO.A056KB.01

レディース コレクション

ロイヤルオーク誕生30周年を記念し2002年から展開されるコンセプトシリーズ。2024年に新たに追加された新作は、オーストラリア出身のオートクチュールデザイナーとして活躍するタマラ・ラルフとのコラボレーションモデル。ブランデーの一種であるフランスのコニャックにインスピレーションを受けてデザインされたフライングトゥールビヨンは、世界限定102本と希少なコレクションです。コニャックの様な淡い色目のピンクゴールドケースには、光を受けて煌めくフロステッド加工が施されます。

ロイヤルオーク

女性向けの34ミリケースのロイヤルオークには2型が粗にラインナップ。ピンクの文字盤が目に鮮やかなピンクゴールドモデル。シックな印象のグレー文字盤のステンレスとピンクゴールドのコンビモデル。女性は勿論ですが、手首の細い男性でもご使用いただけるサイズ感です。

ロイヤル オーク オートマティック 34mm 77450OR.OO.1361OR.01

ロイヤル オーク オートマティック 34mm 77450SR.OO.1361SR.03

ロイヤル オーク オートマティック 34mm 77353BC.GG.1263BC.01

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ

2019年に新たなコレクションとして追加されたCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ。少し小ぶりな38ミリケースに新たなカラーがラインナップされました。ピンクゴールドのケースにシックな印象の”ナイトブルー クラウド50″カラーと、ポップでカラフルな”ライトブルー”の2カラー。

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック 77410OR.OO.A342CR.01

CODE 11.59 バイ オーデマ ピゲ オートマティック 77410OR.OO.A344CR.01

最後に

2024年4月8日現在、フラグシップコレクションでもあるロイヤルオークとCODE 11.59 バイ オーデマ ピゲから、既に21型もの新作が発表されているオーデマピゲ。4月9日から開催されるWatches&Wondersにも参加しますが、どんな新作が発表されるのか大変楽しみですね。

 

 

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