ランゲ&ゾーネ ランゲ1 ムーンフェイズ 192.029 / LS1923AG 極美品が入荷しました

  • 投稿日:2022年08月20日

2022年8月20日の新入荷品を4点アップいたしました

その4点の中からジャーマンウォッチの雄とも言えるランゲ&ゾーネの1点をピックアップしご紹介いたします

ランゲ&ゾーネとは

パテックフィリップやオーデマピゲなどと並び世界5大高級時計ブランドに数えられる名門ブランド

ランゲ&ゾーネはザクセン王国(現ドイツ)の宮廷時計師であったアドルフ・ランゲが1845年にドイツに時計工房を開設するところから歴史を開きます。

アドルフの死後2人の息子が後継者となり規模を拡大し、1868年に『Aランゲと息子達』という意味を持つ、現在の『Aランゲ&ゾーネ』というブランド名を誕生させます。

その後、第2次世界大戦の影響で本社工場が全壊し、国営化となる等不遇の時を過ごすも、4代目ウォルター・ランゲが復活させ、1994年にはブランドのアイコンとしても知られる『ランゲ1』を発表します。

その他、現在までに『ダトグラフ』、『サクソニア』、『ランゲマティック』、『1815』シリーズ等、数々の名作を世に送り出してきました。

またこれまでケース等の素材に貴金属以外は採用する事がなかった同社が2019年後半に満を持して発表したファン待望のステンレス素材のラグジュアリースポーツモデル『オデュッセウス』も高い人気を誇るなど、どのラインも非常に高い水準で展開されています。

ランゲ1 ムーンフェイズの基本スペック

ムーブメント:手巻き式、自社製L121.3(パワーリザーブ72時間)

ケース素材:18金製ホワイトゴールド

ケースサイズ:38.5ミリ

機能・特徴:デイ&ナイト表示兼用ムーンフェイズ、パワーリザーブ表示、アウトサイズデイト表示

希望小売価格:5,929,000円(税込 ブログ投稿時点)

デイ&ナイト表示兼用ムーンフェイズとは?

ムーンフェイズとは!?

5時位置に扇形の窓がありお月様がありますが、これは月齢いわゆる月相をダイヤル上で確認する事が出来ます。

簡単に言えばこの窓のちょうど中央に月が来た時が満月、完全に隠れた状態であれば新月という事になります。

従来のモデルの多くは新月から満月迄の周期は29.5日としてる事から、月齢の表示が2年半で1日分のズレが生じます。

しかしながらこのモデルでは満ち欠けの表示を99.998%の精度で表示させる事が出来、常に稼働させ続けた場合で1日分のズレが生じるのは約122年後と言われています。

従来のムーンフェイズは日毎で修正や設定をしますが、このモデルでは日のみでなく時間も設定してから調整を行ないます

説明書には2017~2050年までの月齢表も添付されています。

デイアンドナイト表示とは!?

パッと見た時にはムーンフェイズと見間違う事が多い機能ですが、簡単に言うと昼夜を区別するための表示機能になります。

では、どの様に表示が変わるのかを写真でご覧ください。

時間が進むのに合わせて月の裏にあるディスクが回転し、明るいブルーから星がきらめく濃いブルーへ変化していく様がお判りいただけると思います。

こちらは明るめのブルーなので午前10時

こちらは少し濃いブルーへと変化し星が少し顔を見せ始めたので午後3時30分

けっこう星が見え始めたので午後7時前

ほとんど星ばかりになったので午後11時前になります

この様に昼夜の区別を容易にできるのがデイナイト表示になります。

多くの時計では日付や月齢を変えてはいけない時間帯というものがあります。

しばらく使わず止まってしまい日時や月齢を合わせる際に星が見えている場合、それらの設定はしない方が良い時間帯という事がすぐに解るから便利ですね。

ちなみにこちらのモデルでは、午後11時45分から午前12時15分の間が日付と月齢の調整の禁止時間帯となります。

正面から見てみましょう

まずは正面からですが、時分針やアウトサイズデイトなどの書く表示機能が中央ではなくオフセンターに配されているのがランゲ1の特徴です。

左寄りの9時位置には時刻表示、2時位置にはアウトサイズデイト(日付)、3時位置にはパワーリザーブ、5時位置にはデイナイト&ムーンフェイズとなっております。

両サイドから見てみましょう

流麗なカーブを描くケースではなく、反り立つような直線的なケースサイドもランゲ&ゾーネの特徴ですね。

ドイツブランドらしい少し武骨さがあり、質実剛健な印象ではないでしょうか。

ケースバック側から見てみましょう

裏蓋はスケルトン式となっており、美しい手巻き式ムーブメントを堪能できます。

洋銀を用いた美しい3/4プレートもドイツブランドらしさに溢れます。

経年によりシルバーから少しシャンパンがかった色目に変化していく様も魅力です。

ハンドエングレービングが施されたスワンネック形のテンプの抑えも必見です。

装着イメージはどんな感じ?

約17センチの手首周りのマネキンに装着させるとこんな感じです。

ケース径は38.5ミリなので日本人の平均的な手首周りには合わせ易いサイズ感です。

厚さも約10ミリなのでシャツの袖口にも収まり易いです。

付属品は

内外箱の他に厚手のスリーブが付きます。

日本国内の正規店が発行した保証書には2017年2月の日付が明記されています。

各国の言語で書かれた説明書も付属し、それら冊子を挟んでおくレザー製のカバーとクロス(時計拭き)も付きます。

動画でご覧になりたい方はコチラから

まだまだ拙い編集で恐縮なのですが、動画を撮影しYouTubeにもアップしてみました。

動画をご所望される方も多いので、ご検討頂く際のご参考になれば幸いです。

さて、本日入荷したランゲ1ムーンフェイズのご紹介は、以上となりますが如何でしたでしょうか。

日本市場でのランゲ&ゾーネの流通量も非常に少なくなってきております。

数年~10年程前に比べると価格も高騰してきているとはいえ、市場相場は未だ抑え目でお買い得感が有る価格帯かと思います。

今後は急上昇する可能性も十分にありますので、ご検討中の方はお早目の方が宜しいかと思います。

ご質問などございましたら、お気軽にお問い合わせください。

それでは、今回の新入荷品のご紹介は倉本がお届けいたしました✋

このブログをシェアする