PATEK PHILIPPE《ウォッチアート・グランド・エキシビション(東京2023)》に行ってきました 第2弾

  • 投稿日:2023年06月16日

別のスタッフもこちらのブログ書いておりますが、第2弾として中場も書いちゃいました!(笑)

それだけ中身の濃いものだということです‼(^▽^)/

 

パテック フィリップのこの世界的グランド・エキシビションの開催地として、2012年のドバイに始まりミュンヘン・ロンドン・ニューヨーク・シンガポールに続き、6回目はフラッグシップ市場のひとつである日本が選ばれました。

2,500 m²を超える広さの展示会場には、400点を超える現行コレクション、歴史的タイムピース、ユニークピースを展示する多数のテーマルームが展開されています。

ジュネーブの通りやレマン湖岸の雰囲気に、パテックフィリップサロンの装飾を再現したテーマ-ルームなど、まるで現地にいるようです。185年近くにわたり、家族経営のマニュファクチュール パテックフィリップが育んできた「革新の伝統」をとても身近に感じる貴重な体験ができました。

その展示内容を、いくつかピックアップしていきます!

 

入り口~イギリス公園・ジュネーブ花時計~

会場の外になるのですが、素敵な花時計が出迎えてくれます。

背景に広がるジュネーブの華やかな景色と相まって、パテックフィリップの世界観に引き込まれます。

入場~ジュネーブ市街風景と「シアター・キオスク」~

ジュネーブの景色は会場内全体に広がっています。

海外な雰囲気が流れていて、そこにいるのが日本人なのがなんだか違和感…。

広場の中央あたりに大きなスクリーンが設置されたスペースがあります。

「シアター・キオスク」では、パテックフィリップの歴史が映像とともに語られています。

19世紀を舞台に、創業者であるアントワーヌ・ノルベール・ド・パテックとジャン・アドリアン・フィリップを描いた映像と、1932年にパテックフィリップを引継ぎ4代目オーナーとなったスターン家を描いた2本の映像を上映しています。

 

続いて、沢山あるテーマ・ルームに展示されていた時計たちの写真をどうぞ!

どこのルームにあったかは、秘密にしておきますね。

各テーマルーム~展示時計~

こちらはおなじみの現行タイムピース

コレクター貸与タイムピースたちです

ドーム・テーブルクロック
最早、絵画だなと思う装飾でした。

希少ハンドクラフト

やっぱりドームかわいいなぁ。

 

ムーブメントが展示されているスペースもありました。

文字盤の下になっている部分も、こんな風に見られる機会もそうないと思います。

ムーンフェイズや、デイト表示機能のある時計のムーブメントも丸見えです。

多い目の画面にムーブメントを映した動画があり、組み立てていく中での作業工程が分かりやすく展示されていました。

でもその先の、レクチャーを受けられるルームは撮影NG。時計初心者でも分かりやすく、興味深いルームでした。

こちらは広告にも出ていた、イギリス・アイルランド女王ヴィクトリア所有とされるペンダント・ウォッチ。

発色のいいブルーの塗装が鮮やかです。ドレスをお召しになる方々は、ペンダント型の物を使用されていたのでしょうか。

 

 

オルゴールや細かい細工など、時計としての役割だけでなく芸術的な懐中時計が沢山ありました。

中には、横から中の構造が見える物も。

このアングルだともう、時計というよりカラクリの塔みたいです。

時計つきタバコケース。

もう、どこに時計があるのでしょうか。

ペアの香水スプレーと時計つきデュエル・ピストル

”愛の決闘”…なんと素敵な。香水スプレーは別なのかもしれませんが、このような所謂「腕時計」のような形ではない時計も沢山ありました。

そして、個人的に一番興奮したルーム。

彫刻、七宝細密画、木象嵌、ハンドギヨシェの作業の様子を少し見せてもらえます。

※ここも、作業中の撮影はできませんでした。

↑彫刻。すべて手彫りだとは。

↑七宝細密画のサンプル。

金の細い板で模って、ガラス塗料を塗り、焼く。この繰り返しで、色の出方や滑らかさがどんどん変化しています。

彫刻もハンドギヨシェも、どれも文字盤の上のような小さな世界で行われている作業で、その精密さに驚きました。

 

いかがでしたか?

広さもありますが、展示数・ルームの雰囲気などかなり見ごたえ満載です!

このイベントは、6/25日まで開催中です!新宿駅からもさほど遠くないので、おススメしですよ(⌒∇⌒)

↓画像をクリックして、オフィシャルサイトへGO!↓

一つ一つの時計にどれだけの技術が込められているのか。手作業だからこそ同じ個体はいないのだろうなと思うと、ここに展示されている時計を手にしてきた人たちは皆、唯一無二の相棒にさぞ心をときめかせていたのだろうなと感じました。

私も、いつか自分の相棒になるタイムピースを見つけたいです。

 

ということで、PATEK PHILIPPE《ウォッチアート・グランド・エキシビション(東京2023)》に行ってきましたブログ 第2弾

中場がお届けしました!

 

 

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