「ロイヤル オーク」誕生50周年記念エキシビションに行ってきた

  • 投稿日:2022年05月04日

1972年に誕生し2022年に50周年を迎えたロイヤルオーク。
東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内にある21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3にて「ロイヤルオーク 時を刻んだ50年ー50 YEARS OF ROYAL OAK」記念エキシビジョンが開催されているとの案内が来たので行ってまいりました。「見て・触れて・学べる」をコンセプトとしたエキシビジョンで、規模は小さいですが実際にそれを堪能できます。ロイヤルオークファンでなくても楽しめると思います。
当店のオーデマピゲの在庫一覧はこちらのページからご確認頂けます
https://www.renzu.jp/shopbrand/010/O/


エントランスにはおっきな初代ロイヤルオークREF.5402STが描かれたのポスターがお出迎えしてくれます。
会期は2022年4月5日〜6月5日までの2ヶ月間。
事前予約すると優先入場できますが、特に予約をされなくても無料で自由に入場できます。
私は予約をしていたので入口のスタッフの方に予約している旨をお伝えし、数分待っただけで入場できました。

事前予約はオフィシャルサイトからできますよ。
ロイヤル オーク 時を刻んだ50年
上記は予約ページにリンクしています。

では早速会場へ入場してみます❗️


入場してすぐ右側には1972年に誕生した記念すべき初代ロイヤルオークREF.5402STが展示されています。デザイナーは時計デザインの巨匠である故ジェラルド・ジェンタ氏であることはご存じだと思いますが、なんとたった一晩で書き起こしたというのだから凄すぎますね。


文字盤は良い感じのトロピカル具合に変色していますね。時計業界に長年居りますが、この初代ロイヤルオークは今までに一度しか取り扱ったことがありません。


右から
・初の3針モデルである1979年誕生のREF.4100SA
・2005年誕生のREF.15300ST
・2018年誕生のフロステッドゴールドREF15454
4100は今までに3〜4回はお取り扱いしたことがあります。


右から
・1980年誕生した初のポケットウォッチREF.5691
・日本市場向けに開発されたとされる20ミリケースのロイヤルオークミニ1997年誕生REF.67075
・1977年誕生の29ミリ径のレディースモデルREF.8638
・オープンワークでダブルバランスウィールを採用した2016年誕生のREF.15407
・SSケース採用のパーペチュアルカレンダーは1985年誕生のREF.25654

この様にヴィンテージモデルや、これまでの注目のモデルが展示されています。なかなかなレアモデルも多いですし、色んなモデルを一気に見比べることもできないので、この様に展示されているのは嬉しい限りです。

時計展示コーナーを先に進むと


オーデマピゲの歴史を知ることができるブックレット。
右側は故ジェラルド・ジェンタ氏。

なかなか見ることのできないロイヤルオークの設計図。
大きすぎて上手く写真が撮れませんでした。

さらに先に進んだ、会場内奥には工房が


こちらの工房でできることは後ほどご紹介いたします。

そして次は何と

先日発表されたばかりの

ロイヤルオーク エクストラシン Ref. 16202ST.OO.1240ST.01

実機を実際に手にする事ができます。
防犯のためアクリルケース内で触れることになりますが、なかなかの稀少モデルですので、実際に触れられるのは嬉しい限りですね。


そして次にはロイヤルオーククイズ!


10問のクイズが出題され満点でオリジナルボールペンがいただけるらしいです❗️
が、私は10問中7問正解😭
会場内にあるビデオをしっかりと見ていれば満点間違いなしだと思いますので、ボールペンをゲットされたい方はビデオで勉強してくださいね😊

そして最後は何と実際に体験できるコーナーが用意されております


ロイヤルオークの象徴でもある8角形のベゼルを再現したブラス(真鍮)のパーツの仕上げを体験することができます。
オーデマピゲ銀座ブティックのサービスセンターの方々が着用されている白衣を羽織っていざ体験します。
この白衣欲しい・・・

仕上げ前のベゼルを模したパーツです。
加工しやすい様に素材はブラス(真鍮)が使われています。

ペルラージュ仕上げを体験。
サービスセンターに従事されている方のレクチャーを受け少しずつパーツを回転させながら、研磨剤が配合されているゴムを押し当てて仕上げていきます。
作業風景の写真も撮っていただけます。

これが仕上げを行なってみたパーツです。
オーデマピゲの基準では円の半分ずつが重なる様に仕上げるそうです。私の仕上げでは少し重なりが広かった様です。

そして表面にはヘアライン加工を施します。
平らな机に紙やすりを置きベゼルを強く押し付け真っ直ぐに3回引く。180度回転させ同じ工程を行います。

加工体験を行なった後は革紐を付けていただき、体験した記念品としてお持ち帰りすることができますよ。
ペンダントとして使えます❣️
体験コーナーは予約制となっているので、入場時に入り口にいるスタッフの方に「工房体験をしたい!」という旨を伝えてくださいね。
退場することもできませんし、混み合うと少しお待ちいただく様になります。私は30分ほど待ちました。

こんな具合で実際に、ロイヤルオークを見て・触れて・学ぶことができる大変楽しいエキシビジョンでした。
見るからに時計が好きなんだろうな〜!という方や、時計には興味をお持ちではないけど前を通り掛かってふらっと入場された方も多くいらっしゃいましたよ。
予約もなく無料で気軽に入れますので是非お近くにお立ち寄りの際は行ってみてくださいね

開催概要

会期:2022年4月15日(金)〜 6月5日(日)
会場:21_21 DESIGN SIGHTギャラリー3
〒107-0052 東京都港区赤坂9-7-6(東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン)
休館日:会期中無休
開館時間:11:00 – 19:30(19:00最終受付)
入場料:無料(事前予約優先)

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