【IWC】新作情報!そういえばトップガン-マーヴェリック-は5月27日公開ですね!

  • 投稿日:2022年05月18日


今年も新作発表の時期が来ましたね!
今回はスイスはシャフハウゼンの名門、IWCの新作トップガン情報をザックリお伝え致します。


画像出典:https://www.iwc.com/fr/fr/home.html?_ga=2.128203148.1459419670.1651131842-693127068.1613099714&_gac=1.183224148.1648190818.CjwKCAiAo8jgBRAVEiwAJUXKqHJ-qxggSf6r6sFUacRu-chtdBEiEWZ74MFTvsUpaln0Y1TNfCRbSRoCCmgQAvD_Bw

○IWCってどんなブランド?

設立は1868年、インターナショナル・ウォッチ・カンパニーというブランド名でした。
現在のブランド名は「IWC」(アイダブリュシー)。頭文字を取って現在のブランド名になりました。
スイスブランドにも関わらず、社名が英語です。これは創業者F.A.ジョーンズがアメリカ人で、IWCはアメリカ市場をターゲットに設立された会社だからです。ジョーンズは米国的な効率の良い製造システムと、スイスの伝統的な職人技術を組み合わせることで質の高い時計を大量に生産できると考えました。生産した時計はアメリカに輸出してアメリカで販売する計画でした。
そして、なぜシャフハウゼンに拠点を構えたかと言うと、当時のシャフハウゼンにはライン川を利用した水力発電所の建設が進められており、工作機械による時計製造に必要な電力が安定確保できました。1857年にはシャフハウゼンに通じる鉄道が開通し、様々な面で都合が良かったのです。
スイス時計ブランドの大半が西部ジュネーブからバーゼル付近のフランス語圏に存在しますが、IWCは唯一ドイツ語圏にある時計メーカーとなりました。
シャフハウゼンはドイツ語圏ということもあり、住人もドイツ気質な人々が多く、IWCで働く従業員たちもドイツ人気質な人々が多くなりました。その様な地理的な理由もあり、IWCはドイツ的な時計と言われてるんです。
(ザックリ説明すると、価格質実剛健でシンプルなデザイン、それがドイツ的なモノ造りです。)

○それでは2022年の新作トップガンをご紹介!!

2022年、IWCは“トップガンの年と銘打っています。「トップガン」とは、IWCが2007年から製造しているパイロット・ウォッチで、その名は米海軍の戦闘機戦術教育特別コースが由来なんです。エリートパイロットが求める特殊な要件を満たすようデザインされた腕時計には堅牢な素材が採用されており、普段使いでも安心の性能です。

○革命的な素材セラタニウムを用いた41mmクロノグラフ

セラタニウムはチタン合金の一種です。セラミックの主成分であるジルコニウムを添加し焼成により高温処理を施すことで表面硬化されセラミックを形成します。結果的にチタンの軽量性とセラミックの耐傷性、双方の利点を兼ね備えた新素材マテリアルとなりました
セラタニウムはセラミックではないので、難点である欠けが発生しません。表面に形成されたセラミックはコーティングではない為、PVDのように剥がれる恐れもありません。

○パイロット・ウォッチ・クロノグラフ41トップガン・セラタニウム


IW388106
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ 41・トップガン・セラタニウム

ブラックではありますが、文字盤と針にはダークトーンのホワイトのプリントと夜光を塗布。12時、3時、6時、9時位置は夜光付きのアプライドです。オールブラックのデザインにメリハリを付けていますね。

IWC自社製クロノグラフ・ムーブメント「キャリバー69385」が確認出来ます。
バルジュームーブメントがベースですが、上手くモディファイされています。

布製インレイをあしらったブラックのラバー製ストラップです。

○特別なカラーも登場!ダークグリーンのセラミックケースがユニーク!


ダークグリーンカラーのセラミック製ケースの採用はIWCシャフハウゼンとして初の試み。価格は134万2000円(税込)で、年間1000本の限定生産です。

カラーセラミックは酸化ジルコニウムに他の金属酸化物を混合する高度な製造工程を経て作られます。製焼成中にも絶えず色が変化します。原材料の配合を決定するには数えきれないテストと膨大な知識が必要とのこと。

今回開発された特別なダークグリーンカラーは、IWCシャフハウゼンと米国の色見本の企業であるパントンにより「IWC ウッドランド」と名付けられました。新作「パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “ウッドランド”」は同カラーコードを使用した記念すべき初の腕時計となりました。

○白いセラミック、レイク・タホもあるよ!

実はシャネルのJ12よりも前から白いセラミックを使用している、IWC。こちらも1000本限定、価格や詳細スペックはウッドランドIW389106と同じです。柔らかなホワイトに輝きを放つセラミックカラー、“レイク・タホ”。海軍飛行士の訓練場として名高いタホ湖からインスピレーションを得て、白い制服と湖の美しい冬景色をイメージしたカラーです。こちらもパントンとコラボしています。

IW389105
パイロット・ウォッチ・クロノグラフ・トップガン “レイク・タホ”

セラミックはスチールよりも軽くて硬く、きわめて傷がつきにくく、触ると快適な滑らかさです。

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