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セイコーの “記念モデル”　集めてみた

投稿日：2023年11月10日

こんにちは、れんずです。

1881年の創業以来、数々の革新的なウオッチを世に送り出してきたセイコー。

1923年、関東大震災によりセイコーのルーツである「服部時計店」の社屋や時計製造工場である「精工舎」が全焼。
「精巧な時計を作る」という精工舎創業時の原点に立ち返るという想いを込めて、『セイコー』という名で販売を再開しました。

“記念モデル”も数多く存在するのですが、今回はその中から４本ほどご紹介します。

１. グランドセイコーエレガンスコレクションキャリバー 9S 25 周年記念1700本限定モデルRef. SBGM253

【2023年の新作】
1960年に初代モデルが誕生し、世界に誇るメイドインジャパンの高級ウォッチブランドであるグランドセイコー。

長らくクォーツのみで展開されていたグランドセイコーでしたが、キャリバー9Sの開発に成功したことで1998年にメカニカルのグランドセイコーが復活を遂げました。

その9Sキャリバーの誕生25周年を記念し、世界1700本の限定・国内700本限定モデルとして発表されました。

ブランド製造地「スタジオ雫石」から望む岩手山の山頂から見上げる中天の情景を表現した、スカイブルーのダイヤルとボックス型のサファイヤガラス、ブルーのGMT針の組み合わせが、クラシックな趣ながらもモダンな雰囲気を醸し出しています。

２. プロスペックスメカニカルダイバーズ 55周年記念「男はつらいよ」SEIKO×BEAMS 300本限定　Ref. SBDX041

【2020年の新作】
メカニカルダイバーズ55周年記念モデルとして発売された復刻デザインです。
国民的映画『男はつらいよ』初期作品で主人公・寅さんが「1965 メカニカルダイバーズ」を着用していたことから、SEIKOとBEAMSJapanのコラボレーションにより登場しました。
エバーブリリアントスチール製の美しいケースや本格ダイバーズウオッチとしての性能はそのままに、映画館の劇場内が暗転された際の高揚感にインスパイアされて、ダイヤルカラーがブラックにアレンジされています。
裏蓋には寅さんのトレードマークである帽子とトランクをまとった遊び心溢れるイルカマークが施されています。

３. ヘリテージコレクション 44GS 55周年記念モデル 1500本限定　　　　　　　　Ref. SBGY009/9R31-0AG0

【2022年新作】
1967年にセイコースタイルを確立した「44GS」の誕生55周年を記念した限定モデルです。

文字盤には、放射状の繊細な型打ち模様がほのかに浮かび上がる深いネイビーカラーで澄んだ夜空をイメージしており、

ゴールドカラーのGSロゴは中天に輝く満月を思わせ、美しく印象的な「月天心」の情景に思いを馳せる事ができる特別なデザインとなっています。
「月天心」とは、秋に満月が高く昇り、空を美しく照らしている様を表している言葉で、高名な俳人・与謝蕪村が『月天心貧しき町を通りけり』と詠ったことでも知られています。
搭載されている手巻のスプリングドライブムーブメント Cal.9R31は「信州時の匠工房」製で、ひとつの香箱のなかに2つの動力ぜんまいを用いたデュアル・スプリング・バレル機構により、

72時間のパワーリザーブを備えています。
このモデルは世界1500本限定・国内500本限定となっており、裏蓋には特別なモデルの証として、「LIMITED EDITION」の文字とシリアルナンバーが刻まれております。